子供向け芸術文化体験 コーディネーター養成プログラム
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オンライン説明会8/9開催【申込受付中】、受講申込:8/29 17:00まで
子供向け芸術文化体験コーディネーター養成プログラムは、子供の芸術文化体験の重要性や課題、ニーズを踏まえつつ、地域等でプログラムを実施するために必要なスキルやマインドを学ぶ講座です。
本講座では専門家からの講義やワーク、参加者同士の議論やネットワークの構築等を支援することで、地域の現場とアーティストやエデュケーター等をつなぐ橋渡しができる人材の養成を行います。受講生自らが、それぞれが有するバックグラウンドで子供たちの芸術文化体験を実現できるよう、課題解決に向けた場を提供します。
- 「ことてとて」とは
- こどもたちの「こ」、子供たちが体験する創造的な「こと」、そして「こと」を支えるたくさんの人の「てとて(手と手)」、それらをつなぎ、紡いでいく取組をイメージして名付けました。コーディネーター養成プログラムの履修者を「ことてとて」という愛称で呼んでいきます。


プログラム内容
基礎講座
さまざまな場で子供向け事業に関わる講師陣からの、子供の芸術文化体験の意義や実践例等によって、事業をコーディネートするための基礎的な知識と考え方を座学形式で学びます。
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第1回
なぜ子供に芸術文化体験が必要なのか?
講師:堤 康彦
(NPO法人 芸術家と子どもたち 代表) -
第2回
子供の成長と芸術文化体験がもたらすもの
講師:鉃矢 悦朗
(東京学芸大学 教授・デザイン研究室) -
第3回
国内外の子供向けプログラムの実例を探る
講師:白木 栄世
(森美術館ラーニング・キュレーター) -
第4回
施設側の視点で企画から実施のプロセスを学ぶ
講師:梶 奈生子
(東京文化会館 事業企画課長) -
第5回
アーティストと共創する上での視点を学ぶ
講師:臼井 隆志
(ファシリテーター/アートエデュケーター) -
第6回
場の特性を捉え、プログラムを構築する
講師:大巻 伸嗣
(美術作家)
レクチャーは後日アーカイブ動画を公開します。アーカイブ動画はどなたでもご覧いただけます。
プログラムは都合により変更になる場合がございますので予めご了承ください。
現場研修
都立文化施設やアーツカウンシル東京の事業において、実際の子供向けのプログラムの現場を視察します。現場でどのようなコミュニケーションや対応が、子供の想像力を育むことに繋がるかを実践的に学ぶことができます。
- 実施時期
- 2025年11月~2026年1月を予定
- 視察先
- 東京都美術館「アート・コミュニケーションプログラム」、アーツカウンシル東京ほか「ネクスト・クリエイション・プログラム」「パフォーマンスキッズ・トーキョー」等
※1人2回程度を予定
振り返り共有会
講座期間を通じて得た学びや気づきを他の参加者と共有し、今後の実践活動に活かすための振り返りを行います。自らの振り返りだけでなく、他者の視点を取り入れることで、自身の強みや今後の課題を客観的に捉える機会となります。
- 日時
- 2026年2月21日(土)14:00~16:00
- 会場
- アーツカウンシル東京 会議室
募集概要
- 応募資格
-
地域の現場等でプログラムの実践をめざす、区市町村や文化財団等の文化事業担当者、文化施設の職員、教員・教育関係者、子供向けの活動を行っている企業・団体スタッフ等で、次の(1)~(4)の要件を満たす方
- 子供に対する芸術文化体験プログラムの重要性を理解し、主に東京を活動拠点とする方
- 子供を対象とした芸術文化体験プログラムの実践に意欲がある方
- 原則としてすべてのプログラムに参加し、講師及び他の受講者と積極的に交流や議論ができる方
- 受講後も芸術文化の振興に資する活動に携わる意思がある方
受講者には、本事業の広報活動(アーカイブ動画や報告書等)にご協力いただきます。
受講後、アーツカウンシル東京が行うアンケート調査等にご協力いただきます。
- 募集人数
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30名
- オンライン説明会
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2025年8月9日(土)14:00~15:00
- 申込方法
- 下記のフォームからお申し込みください。
- 申込締切
- 8月8日(金)15:00まで
申し込みの方にメールにてオンライン説明会の詳細をお送りします。
ご提供いただいた個人情報は、本事業の運営及びお知らせのみに使用します。
説明会終了後、字幕付きの動画を公開いたします。
Q&A
応募について
Q. FAXや電話での申込はできますか?
本講座のお申込は原則としてサイト上の申込フォームからの受付のみとなっております。ご不明な点は事務局までお問い合わせください。
ことてとて養成プログラム運営事務局(CINRA, Inc.)
- kototetote@cinra-office.jp
- 電話
- 03-5679-3388(土、日、祝を除く平日10:00~17:00)
Q. 携帯電話やスマートフォンから申込できますか?
スマートフォン(スマホ)や携帯電話からもお申し込みいただけます。
申込フォームは、スマートフォン対応の仕様となっておりますので、PCをお持ちでない方でもご安心ください。
Q. 情報保障(多言語対応含む)はありますか?
本プログラムは日本語で行います。基礎講座ではレクチャーとディスカッションやワークへの参加が求められるため、一定以上の日本語でのコミュニケーションが可能な方を想定しています。サポートや配慮が必要な方は、申込フォームにその旨をご記入いただくか、事務局まで直接ご連絡ください。可能な範囲で対応いたします(例:文字表示支援、座席位置の調整、サポートスタッフ同伴の可否等)。
Q. 資格や経験が必要ですか?
特別な資格や経験は不要です。子供向けプログラムやアートに関心があり、地域や教育現場等での活動に意欲のある方を歓迎します。未経験の方でも申込が可能です。
Q. 学生でも参加できますか?
大学生・専門学校生以上が対象となります。
本講座は、「子供向けの創造的なプログラムに関心があり、今後そのような活動に関わっていきたい方」であれば、立場を問わずご応募いただけます。
ただし、講座の内容は実践的で専門性も含むため、一定の参加意欲・関心があることが前提となります。
Q. 障害のある場合でも、受講可能ですか?
会場(アーツカウンシル東京 会議室等)は、車椅子での出入りが可能です。エレベーターやバリアフリートイレも利用できます。その他の障害に関する個別の配慮が必要な場合は、事前にご相談ください。
配慮が必要な場合は、申込時のフォームにご記入いただくか、事務局まで直接ご連絡ください。
現場研修は事業・会場ごとに対応が異なるため、個別に調整いたします。予めご了承ください。
Q. 選考方法について教えてください。
定員を上回る応募があった場合は、応募資格の視点に基づき選考を行います。申込時に記入いただく「志望動機」や「受講後の活動への意欲」等をもとにアートや子供・地域に対する関心と意欲を重視します。結果はメールにてご連絡いたします。
Q. 受講にあたって同意書の提出は必要ですか?
同意書の提出をお願いする場合があります。具体的には以下のようなケースを想定しています。
- 写真や動画撮影に関する同意(アーカイブ配信、広報、報告書用)
- 現場研修先での記録・発表に関する同意
- 模擬企画や提出物の共有・記録保存に関する同意
同意書の内容は講座の進行やプログラム内容に応じて都度ご案内し、提出前に十分な説明を行った上で、ご本人の意思に基づいてご署名いただきます。
Q. 申し込んだ後、受講まではどのような連絡が来ますか?また、当日までの準備はどうすればよいですか?
お申込後、以下の流れでご連絡いたします。
- 受付確認メール(申込完了時に自動送信)
- 受講可否のご案内(選考結果をメールでご連絡)
※受講意思の確認のご回答がない場合、お電話させていただく場合がございます。 - 受講決定者向けの詳細案内(日程・会場アクセス・当日持ち物等)
- 講座開始前のリマインドメール(前日または数日前に送信予定)
必要に応じて、現場研修の日程や振り返り共有会等のご案内も追ってお送りします。
講座内容について
Q. すべて出席が必要ですか?すべての回に参加できない場合はどうなりますか?
基礎講座(6回)、現場研修(2回程度)、振り返り共有会(1回)を想定しています。原則として全て参加必須となります。やむを得ない事情で欠席する場合、基礎講座についてはアーカイブ動画をご視聴いただき、アンケート等をご提出いただく形となります。
プライバシー保護について
Q. 講座内で撮影が行われることはありますか?
アーカイブ配信用の撮影は基礎講座のみ行います。また、ダイジェスト動画用として、基礎講座、現場研修、振り返り共有会それぞれに撮影が入ります。カメラマンが手持ちで撮影し、現場の様子をおさめていくため、参加者の顔等が映り込む可能性があります。
現場研修について
Q. 現場研修先は自分で選ぶのですか?それとも主催者が指定しますか?
現場研修先については、主催側が候補となるプログラムを提示し、その中から各自で2回程度を選んでいただく形を予定しています。希望やスケジュールに応じて調整いたします。研修先での観察・記録を行い、後日共有会等で振り返っていただきます。
問い合わせ先
ことてとて養成プログラム運営事務局(CINRA, Inc.)
- kototetote@cinra-office.jp
- 電話
- 03-5679-3388(土、日、祝を除く平日10:00~17:00)
- 主催
- 東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
- 運営
- CINRA, Inc.